【北海道自転車一周】モデルコース完全ガイド!日数・装備・注意点も

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「いつかは北海道を自転車で一周してみたい」と思ったことはありませんか?

果てしない大自然、空と地平線が溶け合う景色、旅人に優しい文化——。北海道はサイクリストの夢が詰まった場所です。

この記事では、北海道自転車一周のモデルコースから装備、予算、注意点まで、これから始める人に必要なすべてを一挙にご紹介します。

地図を広げるその前に、ぜひこのガイドをチェックしてください。

北海道自転車一周モデルコース&主要ルート解説

北海道を自転車で一周する夢のような旅が、少しエモーショナルに心に響く景色とともに展開されます。

太平洋、日本海、そして内陸のそれぞれの道が織りなす豊かな自然と文化との出会いが待っています。

そんな北海道の自転車一周を、初心者からベテランまで楽しめるモデルコースとして、構成と選び方を丁寧にご案内します。

時計回り・反時計回りのメリットと選び方

時計回りルートでは、風向きや日差しの当たり方がより安定し、太平洋側の美しい朝日を迎えるチャンスがあります。

反時計回りだと、日本海側の夕景を楽しむ余裕があり、山あいの斜面が順風になることも。

選び方のコツは「自分が見たい風景」と「体力と風向きのコンディション」を重ねて考えること。

例えば、朝日派なら時計回り、日本海の夕景派なら反時計回りを選ぶと良いでしょう。

太平洋側ルートの特徴

太平洋側ルートは、広大な海岸線と地平線が続く道が印象的です。

霧が出やすい朝や、日差しが強い正午近くに差し込む光がドラマチックな景色を演出します。

海風と適度なアップダウンが心地よく、どこまでも続く海の景色に力をもらえる区間です。

漁港を巡りながら新鮮な海の幸を味わい、キャンプやライダーハウスでの宿泊も素敵な思い出に。

日本海側ルートの特徴

日本海側ルートは、荒々しい日本海の表情と広がる水平線が魅力的です。

風が強く波が荒れやすい区間もあり、挑戦的なライドを好む人には特に満足度が高いルートです。

夕焼けに照らされた海岸線沿いの道を進むと、まるで時が止まったような静けさに包まれます。

また、海沿いの温泉地を巡って旅の疲れを癒すプランにもぴったりです。

内陸ルートとの組み合わせ方

内陸ルートを組み合わせることで、山岳の美しさや豊かな森林、広大な牧草地など、異なる自然に触れられます。

盆地や高原地帯へ足を伸ばし、北海道ならではの雄大な大地や高原の涼やかさを感じることができます。

山間の峠越えには勾配と距離のバランスを考えたルート設定が重要です。

例えば旭川~帯広や富良野~網走といった内陸横断を、海岸ルートとつなげるとバリエーション豊富な一周になります。

走りやすい道道・国道の紹介

広くて路面状態が安定している道道や国道は、安心して走れる大事なポイントです。

例えば国道12号線は帯広〜旭川を結ぶ快適な幹線道路です。

一方、道道106号や道道58号などはアップダウンが控えめで自然に寄り添う静かな道。

道路名(路線) 特徴 区間
国道12号線 幅広く路面状態良好 帯広~旭川
道道106号 アップダウン少なめ、自然豊か ○○~○○(例)
道道58号 静かな森林沿い △△~△△(例)

(※具体的な区間名は実在確認を要します)

  • 路肩が広く観光バスなどとの共存がしやすい
  • 整備状況が比較的安定していて安心して走れる
  • 信号も比較的少なく、快適なライドが楽しめる

主要都市を通るプラン例(札幌・旭川・釧路など)

都市を経由することで、補給や宿泊、観光の楽しみが増えます。

例えば札幌スタートなら、まずは広い街の喧騒と美味しいご飯を楽しんでから、自然の中へ出発する設計が魅力的です。

◆ プラン例として:

  • 札幌 → 富良野 → 旭川 → 網走 → 北見 → 釧路 → 帯広 → 札幌
  • 都市部で温泉、地元グルメ、観光スポット巡りなど休息をはさむ形で構成

都市を繋ぎつつ自然へ分け入るメリハリのあるコース設計が、自由度高く心に残る旅になります。

交通量や道路状況の注意点

北海道の幹線道路は交通量が比較的少ないものの、観光シーズンや大型車の通行には注意が必要です。

特に夏の週末や祝日には、キャンピングカーや観光バスが増える傾向があります。

夕暮れ時や霧の発生しやすい時間帯は、視界が悪くなるためライトや反射材の準備を忘れずに。

路面凍結のリスクは春先や秋以降にもあり、早朝は気温に要注意です。

1周ルートのGPXデータ活用法

GPXデータを活用すれば、スマホやGPSサイコンに取り込んでリアルタイムでナビゲート可能です。

走行中の elevation プロファイルや距離を確認でき、安全運転を意識しながら達成感も感じられます。

さらに、データをコミュニティで共有すれば、他のサイクリストと情報交流ができ、ルート改良やトラブル対応の参考になります。

事前にGPXをシミュレーションして、峠の勾配や補給ポイントを把握しておくのが成功の鍵です。

初心者向けの短縮コース案

全走行に不安がある方向けには主要都市を回る短縮ルートを提案します。

例として、札幌 → 小樽 → 旭川の三角形ルートなど、簡潔で充実した自然と都市の融合が楽しめます。

もう少し慣れてきたら、帯広や富良野を加えて巡ることで、少しずつ距離と難易度を段階的にアップできます。

短くても北海道の魅力がギュッと詰まったコースで、まずは小さな達成感と自信を育てましょう。

一周にかかる日数と距離の目安

自転車や徒歩で一周旅行を計画する際、まず気になるのは全体の距離とかかる日数です。

たとえば、自転車による一周(約300 km〜500 km)をゆったり楽しむなら、1日50 kmを目安にするのがおすすめです。

その場合には、おおよそ6〜10日程度が目安になります。

健脚な方やハードに挑戦したい場合は、1日80 km〜100 kmを目安にすると、全行程を3〜5日間でクリアできることもあります。

速度や休憩時間次第で変動しますが、体力や目的地の魅力に合わせた日数設定が大切です。

全行程の総距離と平均日数

一周旅行の総距離が300 km〜500 kmと仮定した場合、各目的地までの距離やアップダウンも考慮すると、実際にかかる日数には差があります。

一般的には、次のような目安が参考になります。

  • ゆったりペース(約50 km/日)→ 6〜10日間
  • 中速ペース(約70 km/日)→ 5〜7日間
  • 健脚ペース(約90〜100 km/日)→ 3〜5日間

ルートの難易度や宿泊場所の間隔などを考慮して調整しましょう。

ペース別のスケジュール例(ゆったり・中速・健脚)

ペース別に具体的なスケジュール例を以下の表でご紹介します。

ペース 1日あたりの距離 想定日数 おすすめポイント
ゆったり 50 km 6〜10日 観光や休憩重視。初心者向け。
中速 70 km 5〜7日 バランス型。程よく走りつつ観光も。
健脚 90〜100 km 3〜5日 体力に自信のある方向け。達成感◎。

このようなペース配分を参考に、休息日や観光時間も組み込むと良いでしょう。

必要な装備と持ち物リスト

快適で安全な一周旅行には、状況に応じた装備が欠かせません。

特に長距離移動では、疲労や天候変化への対応も考えつつ、必要最低限かつ機能的な持ち物選びが重要です。

忘れ物が重大トラブルにつながることもあるので、準備には慎重を期しましょう。

テント泊・宿泊用の装備品

アウトドアでの宿泊を予定するなら、以下の装備は必須です。

  • 軽量テントまたはツーリングテント
  • インフレータブルマットまたはキャンプ用マット
  • 寝袋(季節に合った温度帯)
  • 調理用具(バーナー、クッカー、食器など)
  • ヘッドライトまたはランタン(予備電池も)
  • 防水対応のドライバッグやスタッフバッグ

軽量かつ耐久性のあるギアを選ぶことが、体力の消耗を抑えるポイントです。

緊急時に役立つ携行品

万が一のトラブルに備えて、以下の品を持っておくと安心です。

  • ファーストエイド(応急包帯、消毒液、絆創膏など)
  • 携帯工具・予備チューブ(パンクや機材トラブル対策)
  • モバイルバッテリー&充電ケーブル
  • 防水・防寒兼用のレインジャケットまたはウインドブレーカー
  • 非常用ホイッスルや小型ライト
  • 地図(紙媒体)・コンパス・スマホGPSの併用

災害や自然環境の変化に対する備えは、安心感にも繋がります。

用途 携行品の例
応急対応 ファーストエイド、絆創膏
機材トラブル 工具、予備チューブ
通信・電源 モバイルバッテリー、ケーブル
気象変化への備え レインジャケット、ライト
ナビ・遭難防止 地図、コンパス、GPS

おすすめの宿泊地&キャンプ場

疲れた体をしっかり休ませるためには、宿泊地の選び方も重要です。

経済的に抑えたい方には無料や格安のキャンプ場が魅力的ですし、ライダー向けにはライダーハウスやゲストハウスが便利です。

目的やスタイルに合わせて、快適な宿泊地を選びましょう。

無料・格安で利用できるキャンプ場

予算を抑えたい方におすすめの無料・格安キャンプ場には、以下のような特徴があります。

  • 公営の無料キャンプサイト(簡易トイレ・水場付きなど)
  • 地域住民が管理する格安キャンプ場(1,000円前後/泊)
  • 道の駅併設のキャンプスペース(休憩兼用に最適)

ただし設備や予約の可否、利用ルールは事前に確認してくださいね。

ライダー向けのライダーハウス・ゲストハウス

バイクや自転車での旅にぴったりな宿泊施設として、以下のようなメリットがあります。

  • ライダー・サイクリスト向けの専用宿泊施設
  • リーズナブルな価格帯(2,000円〜4,000円程度/泊)
  • 共用スペースで情報交換や出会いができる楽しさ
  • 荷物の預かりや工具貸出など、旅人に嬉しいサービスあり

地域のライダー仲間とも出会える可能性があり、旅の思い出がさらに豊かになります。

走行中に立ち寄りたい観光スポット

日本を自転車で巡る旅には、道中の絶景に心を奪われ、そして地元の美味に舌鼓をうつ楽しみがあります。ここでは、旅の途中にぜひ立ち寄りたい観光スポットをご紹介します。

心が震えるような景色とグルメ体験が、あなたの旅を豊かに彩ります。

絶景スポット(宗谷岬・知床など)

日本最北端の宗谷岬は、広大な果てに立つような感覚を味わえる特別な場所です。

知床では、手つかずの自然に抱かれた雄大な山々や澄み切った海を間近に感じられます。

壮大な風景は、ペダルをこぎ続けた疲れを忘れさせてくれる。

ご当地グルメが楽しめる場所

地元でしか味わえない郷土料理は、旅の味の記憶として長く心に残ります。

例えば稚内では新鮮なウニやイクラ、知床ではぷりぷりの鮭や海の幸を堪能できます。

地元の食材を使った料理は、その土地の文化と風土を感じさせてくれます。

季節別のおすすめ時期と注意点

自転車旅をより快適に、安全に楽しむためには、季節に応じた計画と装備が不可欠です。

季節ごとの特徴と注意ポイントを押さえて、安全で充実した旅を。

夏(6月~8月)の特徴と服装

6月から8月の日本の夏は、日差しが強く蒸し暑い日が続くことが多いです。

通気性に優れた速乾素材の半袖ジャージや軽量ビブショーツがあると快適です。

ただし、朝夕の気温差や突然の夕立には注意が必要です。

春・秋(4月~5月・9月~10月)の気温と装備

春や秋は、日中は穏やかでも朝晩は冷え込むことが多く、服装の工夫が必要です。

以下は春・秋の装備例です。

  • 薄手のウインドブレーカー
  • 長袖インナーやアームウォーマー
  • 予備の靴下やグローブ

シンプルな装備ですが、気温差に対応できる柔軟性が旅の安心につながります。

季節 日中気温の目安 朝晩の対策
春(4~5月) 10~20 ℃ 薄手の防風カーデとインナー
秋(9~10月) 15~25 ℃ 保温性のある上着やアーム・レッグウォーマー

自転車輪行やフェリーの活用法

輪行やフェリーを上手に利用すれば、効率よく移動しながら自転車旅の幅が広がります。

移動手段を賢く使い分けて、疲れを減らしつつ旅先の選択肢を増やしましょう。

本州からのアクセス方法(フェリー情報)

本州から北海道や東北地方へ向かうフェリーは、自転車とともに移動できる便利な選択肢です。

例えば、大洗~苫小牧間には定期的なフェリーサービスがあり、乗船前の輪行手続きでスムーズに積載が可能です。

フェリーの運航スケジュールと予約状況は早めにチェックすることが旅を成功させるポイントです。

輪行袋の選び方と使い方

輪行袋には、コンパクトに収納できるソフトタイプと頑丈なハードケースタイプがあります。

旅行のスタイルに合わせて選ぶと快適さが変わります。

  • ソフトタイプ:軽量でかさ張らず、輪行頻度が少ない人向け
  • ハードケースタイプ:衝撃に強く空港移動や頻繁な輪行に安心
タイプ 利点 注意点
ソフトタイプ 軽くコンパクト 衝撃に弱い
ハードケースタイプ 耐衝撃性が高い 重くかさばる

輪行の方法を事前に確認し、慣れておくと当日の準備と搬送が格段にスムーズになります。

一周経験者の体験談&アドバイス

北海道を一周した先輩たちの体験談は、夢と現実が交差するリアルな旅の教科書です。

彼らの“思わぬトラブル”は、次の旅者への大切なヒントとなります。

リアルな失敗から学ぶことで、自分の旅に自信と余裕を持たせましょう。

体験談から学ぶリアルなトラブル事例

あるサイクリストは、思いがけず降った夕方の豪雨でテントが冠水してしまった経験を語ります。

数名は、夜間のエンジン不調に見舞われて、知らない土地で焦りながらガソリンスタンドを探したそうです。

他にも、携帯の電波が届かず、ナビが使えなくなり、登山道で道を見失ったケースもありました。

こうした“予想外に起きるアクシデント”こそが、準備の基本になるのです。

完走するための心構えとコツ

まず、「完璧な計画」より「臨機応変な心」を持つことが肝心です。

予備の装備を準備し、少なくとも「半日余裕のあるスケジュール」を組んでおくと安心です。

「楽しむ余裕」を残すこと、それが完走の最大の秘訣。

また、地元の人との会話や、疲れたときの休憩場所の確保も、モチベーションを支える大きな力になります。

予算・費用の目安と節約術

北海道一周にかかる費用は、人それぞれのスタイル次第ですが、だいたいの目安を知っておくと安心です。

「使いすぎた!」という後悔がないよう、最初に“おおまかな予算感”をつかみましょう。

旅をより豊かにするためには、無駄な出費を減らすことも旅の楽しみの一つです。

宿泊・食費・交通費の平均相場

宿泊費では、ライダーハウスやユースホステルなら1泊あたり約3,000〜5,000円が一般的です。

ビジネスホテルを利用すると、1泊6,000〜10,000円ほどかかります。

食費は自炊中心で1日1,500〜2,500円、外食が多いと3,000〜5,000円になるでしょう。

交通費(レンタカーなど)は、1日あたり5,000〜10,000円が相場です。

これらを踏まえて、1週間〜10日程度の旅なら、トータルで約10〜20万円を目安に計画してみましょう。

自炊やキャンプでの節約方法

自炊に切り替えるだけで、食費を1日当たり1,000円前後に抑えられることがあります。

キャンプ場に泊まれば、1泊1,000〜2,000円くらいで済むことも多く、宿泊費もかなり節約できます。

地元のスーパーでまとめ買いをしたり、100円ショップの調理器具を活用したりするのもおすすめです。

シェア炊飯器や共同調理場のある施設を使うと、さらに効率的で楽しい自炊が可能になります。

初心者が北海道一周を成功させるためのポイント

初心者にとって、北海道一周はワクワクと同時に挑戦です。

“無理しない”ことと“準備をしっかり”すること、このふたつが成功の鍵となります。

自分らしいペースで楽しむことが、最後には一番の思い出になります。

無理のない計画の立て方

まずは1日に走行する距離を明確にし、余裕のある移動を心がけましょう。

例えば、「1日200 km以内に抑える」「途中で休憩や観光スポットを必ず入れる」といった工夫が有効です。

天候や体調の変化にも対応できるよう、予備日の設定や途中で中断できるポイントを設けておくのも安心です。

事前準備で差がつくポイント

地図アプリやスマホのオフライン地図をダウンロードし、電波が弱い場所でも使えるようにしておきましょう。

また、天候の変化に備えて雨具や防寒具をしっかりと準備することが大切です。

荷物は“軽すぎず重すぎず”、最低限の工具や応急セットも忘れずに用意したいポイントです。

こうした小さな準備が、旅の安心と余裕につながります。